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看護部教育委員会
【目的】
看護部の理念に基づき、専門職としてより高い倫理観と感性を身につけ、 信頼される質の高い看護サービスを提供できる自主的で自立した看護職員を 育成することを目的とする。
【主な取り組み・活動内容】
(1)看護師新入職者オリエンテーションマニュアルの見直し、改訂
(2)新入職者に対する指導計画案
(3)新入職者の教育指導者へフォロー体制
(4)eラーニングを含む職員研修の企画立案、実施、評価
(5)看護補助業務マニュアルの見直し計画、改訂
(6)看護助手研修の計画、実施、評価
(7)院内看護研究発表会の実施
2021年度の取組み
【目標】
看護倫理について考える事ができる人材を育成する
専門職として必要とされる知識・技術の拾得
業務規準に基づく看護助手を教育し、患者サービスの充実へつなげる
【2021年度年間計画】
月 活動内容 4月 ・オリエンテーション 委員紹介
・年間計画説明
・ラダーについて ラダー3への教育計画(自己問題、改善策を検討する)
・eラーニング進歩確認(毎月実施)5月 ・新入職オリエンテーションマニュアルの見直し(5月・6月・7月)
・看護研究開始スケジュール説明 外来・3階・2階スタッフ
・看護助手研究企画検討
・主任教育 「主任看護師の役割」6月 ・看護研究計画書完成 委員会で確認修正
・ラダー3 自己課題用紙を配布し、各部署で実践する
・主任教育 「目標管理」7月 ・看護研究 倫理委員会による承認を受ける
看護研究実践開始(7月・8月・9月・10月)
・主任教育 「人材育成」8月 ・新入職オリエンテーションマニュアル完成 チェックリスト修正
・倫理研修
1.病院職員の心構え
2.信頼関係を築く医療接遇
3.医療接遇とチームワーク
(8月9月10月)
・看護助手研修「医療制度の概要及び病院機能と組織の理解」
・主任教育9月 ・新入職者マニュアルの使用後評価
・看護助手研修「医療チーム及び看護チームの一員としての一員としての看護補助 業務の理解」
・主任教育「主任に必要な基本能力」10月 ・看護助手研修「看護補助業務における医療安全」
・主任教育「労務管理」11月 ・新入職マニュアル・チェックリスト使用後評価
・看護研究 まとめ抄録作成
・倫理研修アンケート実施
・看護助手研修「看護補助業務における感染防止」
・主任教育「SWOT分析」11月、12月、1月12月 ・看護研究 抄録提出 査読実施
・看護補助研修「看護補助業務における技術・スライダーを利用して、爪切り」
1月 ・看護研究 発表会 今年度はDVD作成して回覧
・看護補助研修 「守秘義務・個人情報の保護」
・主任業務「SWOT分析から病棟の問題を見いだす」2月 ・新入職オリエンテーションマニュアル実践しての年度評価
・看護研究 アンケート集計
・倫理研修後の再評価アンケート実施
・看護助手研修 年間計画評価 アンケート分析
・主任教育「分析結果より次年度病棟目標を導き出す」3月 ・新入職者教育次年度計画・立案
・看護職員(e・ラーニング)評価 次年度計画
・看護研究 評価 次年度計画
・倫理研修 評価 次年度計画
・看護補助研修 評価 次年度計画
・主任教育 評価 次年度計画
レベル別目標
Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ 新人
(1年目)一人前
(2年目~)中堅
(5~6年目以上)達人
(指導者・委員会等のリーダー)到
達
目
標1. 看護実践者としての基本的能力を基礎として対象の状況に 応じ実践できる能力を養う
2. チームメンバーの役割を理解し行動きる1. 看護実践者として個別性を重視して技術の提供ができる。
2. 後輩の支援(プリセプター)ができる
3. リーダーシップが発揮できる1. 経験に基づいて状況を全体として把握し、 長期的な見通しができる
2. チームリーダーとしての役割が果たせる
3. 指導者としての役割が果たせる1. 看護部内の問題を理解し、組織の目標達成のために行動できる
2. 看護実践者としての役割モデルになり、指導・研究的能力を有し、 看護部内でリーダーシップが取れる管
理
能
力1. 当院の組織・機能を理解し指導を受け行動できる
2. 各病棟および他部署の役割、業務内容を理解できる
3. チームナーシングにおけるメンバー、リーダーの役割を理解し メンバー業務ができる
4. 医療安全、感染についての自己の役割を理解し、 指導を受け行動できる1. 当院の組織・機能を理解し行動できる
2. 各病棟及び他部署の役割、業務内容を理解し行動できる
3. チームナーシングにおけるメンバー、リーダーの役割を理解し メンバー業務ができる
4. 医療安全、感染について発生時に適切に行動できる1. 当院の組織・機能を認識し指導できる
2. 各病棟および他部署の連携および調整ができる
3. チームナーシングでリーダーシップを発揮できる
4. 医療安全、感染について発生時に迅速行動できる1. 当院の組織・機能を認識し行動モデルになれる
2. 各病棟および他部署の連携および調整を円滑に推進する
3. 看護活動でのリーダーシップが発揮できる
4. 医療安全、感染について防止策を考え指導および実践ができる看
護
実
践1. 患者を理解し患者・家族と良好な人間関係を築くことができる
2. 適切な自己表現をする
3. 基礎看護技術を習得する
4. 看護過程の展開を習得する1. 患者を理解し患者・家族と良好な人間関係の 確立を振り返り評価できる
2. 自己表現を振り返り評価できる
3. 基礎看護技術を個別に応じて実践できる
4. 個別に応じた看護過程の展開ができる1. 看護における対人関係で役割モデルとなれる
2. 看護における対人関係で適切な表現を指導できる
3. 基礎看護技術を倫理的根拠をもって指導し実践モデルとなれる
4. 看護過程の展開を評価し倫理的根拠を持って指導できる1. 看護における対人関係で役割モデルとなれる
2. 看護における対人関係で支援的表現を指導できる
3. 専門的かつ高度な看護の実践モデルとなれる
4. チーム医療における看護過程の展開を指導できる教
育1. 自己の看護観を表現できる
2. 主体的な自己学習の必要性が理解できる1. 自己の看護観から看護に対する課題を 見つけることができる 1. 能力開発・キャリア開発を自主的に実践する
2. 学習の成果を後輩育成に活かし、教育的活動を実践する1. 専門職業人としての能力やキャリアの開発を主体的に実践する
2. 人材育成の視点で部署内の教育活動を実践できる